アンケート集計の報告


先日からJRDB会員サイト内で実施しているアンケートですが、集計がある程度まとまったので報告します。

ご協力いただいた方、ありがとうございました。

総括(上級者のJRDB活用法)
全アンケートの集計グラフ
上級者との比較グラフ
ご要望に対する回答



総括(上級者のJRDB活用法)

今回はアンケート項目の「Q9 競馬力を教えてください」のところ。
ここでプロ級(回収率100%以上)と回答された方、
つまり競馬で収支がプラスになっている人が、
どのようにJRDBの情報を活用しているのかというところに焦点をあててみたいと思います。

まず目についたのが「1日の予算」の項目です。


(左のグラフが全体の集計, 右のグラフがプロ級の人限定の集計)

このグラフをみると、全体の集計では3万円以内までで過半数以上を占めていますが、
プロ級の集計では5万円から特に制限なしまでが過半数を超えていて傾向が逆転しています。
資金があるから収支も良くなるんでしょうし、収支が良いから資金が回転しているとも言えるのでしょう・・・。
確かに競馬をするときには資金があるに越したことはありませんが、
今のご時世やJRAの売上が下がっている現状からすれば、
それほどお金をかけられないという人も多いはず。難しいところですね。

続いてはプロ級の人が「どんなファクターを最重視しているか」を示したグラフ。
ここではIDMとパドックを重視している人が多いようです。

(左が全体,右がプロ級)

全体の集計と比べるとパドックとIDMのパーセンテージが逆になっていますが
、 全体的にはほぼ同じグラフになっていますし、
基本はIDMを重視するのが最適!?なのかもしれません。

「競馬スタイル」についての項目では、データ派が最も多いようです。


(左が全体,右がプロ級)

意外だったのは、本命党よりも穴党のほうが倍以上の数字を示しているところでしょうか。
この傾向は全体、プロ級、どちらの集計でも変わっていません。

「購入する馬券種類」の比較では三連複が最も多いのに変わりはないですが、
プロ級の集計では単勝も同じぐらいのシェアがあります。

(左が全体,右がプロ級)

他には「一日の購入レース数」。


(左が全体,右がプロ級)

これはどちらも同じような感じ。

それと個人的に気になったのが、
プロ級の集計でTarget Frontierの使用率がかなり伸びていたことです。


(左が全体,右がプロ級)

しかもTargetを使っている人はほとんどGGも併用しているようです。
これは上級者の人たちはGGでできない部分をTargetで、Targetでできない部分をGGで、
という風な感じで上手に活用できているんだと思います。
予想するためのツールができるだけ多いほうが収支をプラスにする上で有利なのかもしれませんね。