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★本日のメイン

函館11R
マリーンステークス
◎06.サンテックス
○08.サトノロイヤル
▲02.キングストンボーイ
△04.トウセツ
△12.ベルダーイメル

今年の函館は現地に滞在してグングン体調良くなるという馬が全然見当たりません。
環境が良くないんでしょうか?毎年のように連闘、中1週で使い倒す馬はいますし、連闘馬だらけの番組もあったりするのが函館開催なのですが、馬体はどんどん落ち目になる馬ばっかりですね…。
開催の中盤、後半になってくると、再調整して馬体を持ち直してきた馬の方がアドバンテージ大きいのではないかと思います。休み明けの馬だけ狙っていれば良さそうですが…。
テーオードレフォンって、こんなに追い切り終わっている馬だったっけ?と思ったら案の定でしたね。ナチュラルハイも前走、そんなに体調良くなさそうに見えた中で激走できたのは偉いとは思うんですが、その反動が出たり、今回のようなハンデ不利を覆す力を出せなかったりしそう。

サンテックスは前走少し馬体緩い状態で勝てたので、そこそこ強い馬だとは認識していますが、2列目以降での追走だと全く力を出せない馬っぽいですね。武豊騎手なら適切なレース運びをしてくれるはず。
サトノロイヤルは5走前、転厩初戦で勝ったレースはかなり良いと思ったのですが、その後はリズムを掴めず大敗続き。ただ、履歴を見返すと、中央場のダート1800mが致命的に苦手なスピードタイプだというだけに見えます。1700mはいいはず。斤量軽いことを一番生かせそうな、人気とのギャップがある馬のように感じました。
キングストンボーイは確実にOPで力が足りる馬だと思うので、レース運びが噛み合うかどうかだけ。ただ、内枠は良くないかもしれません。

ホウオウルーレットはいかにも器用さがなさそうな鈍足胴長。多分56kgや外枠が有利そうに見えても、捲れもしないぐらい脚が遅いと思います。

小倉11R
釜山ステークス
◎03.ラインガルーダ
○04.メルシー
▲02.ユウグロスファクタ
△05.ダノンセシボン
△11.ペプチドヤマト

小倉ダート1000mはスタート後から下りで直線も平坦。
隊列が決まった後はそのまま持久力でぶっちぎってしまって、後続が差す余地なしの前残り決着となることがいかにも多そうなコースですし、筋肉量はあればあるだけ有利に感じます。が、しかし今回のようにメンバーにそれなりのスピードタイプが集まる3勝クラスぐらいになると、また話が変わってきます。
このレベルにまで来て先行することだけではアドバンテージを奪えず、ゴール前で接戦となりがちな状況であれば、大柄なことがあまり意味を成しません。むしろ裏目に出ることだってあります。
昨年の同レースでは追い込み馬が間に合って単勝万馬券が出ていますが、釜山Sはダート1000mになってから逃げ馬を見つけられればいいという単純なレースではなくなっていますね。
同時に、500kg超え大型馬は人気を集めがちではあるんですけれども勝てなくなっていますし、データとしてはむしろ中型体型ばかりが活躍しがちな条件になっています。
それでいて今回は、出走馬の8割以上が500kg前後の大型馬。抜きんでて強い馬もいませんし、明らかに小倉得意と言える馬も少なそうな雰囲気です。

昨年2着のラインガルーダの巻き返しに期待してみたいですね。高いレベルの混戦で好走していますし、小倉ダート1000m(2−1−2−1)はこのメンバーではだいぶ優秀でしょう。事実上、この条件でしか走っていません。距離があまり持たないんでしょうね。
体型もそれほど恵まれていない中型馬ですが、使い込んでへこたれないタイプですし先行力も維持していて、長持ちし続けている高齢馬。当日35℃近い猛暑でダレる馬だらけだと思うので、おそらくパドック比較でも良いはず。
メルシーは出走メンバーを比較すると明らかに1頭だけ小ぶり、非力に見えるタイプ。ここまで小倉コース未経験ですが、馬体の形としては向いてそうだと思えますし、アドバンテージのない鈍足馬だらけであれば巻き返しのチャンスではないかと。
ユウグロスファクタは当日明らかに500kgを超えてきそうなタイプですが、この馬はラインガルーダと同じく小倉ダート1000mしか走っていないタイプ。ここに仕上げを合わせてきそうな雰囲気はあるので。

福島11R
鶴ヶ城ステークス
◎03.プラウドヘリテージ
○05.カズプレスト
▲10.ロードバルドル
△06.イーサンバーニング
△02.カンピオーネ
△15.サイモンザナドゥ

前走大きく崩れて負けた馬、このクラス頭打ちの馬ばかりで、ちゃんとここで通用するかどうかの見極めが大事なように思える場面。ただ、明らかに真っ当な先行馬が少なすぎではないですか?
これはプラウドヘリテージか、カズプレストの楽逃げでは?
お互いにお見合いしても付いて回れるタイプですし、夏場の不安なし。捲って出てくる馬がいるかどうかですね。
ロードバルドルはまだいろいろと適条件を探っている最中ですが、いかにも中央場の長い直線が苦手そうなタイプ。2勝クラスを勝ったのがこの舞台ですし、使い込んでもあまり味気なくこの後の新潟開催・新潟ダート1800mも良くない方なので、隊列有利を生かす展開なら。

リチャは速い上がりをまとめられるタイプなので勝ち方が結構いいと評価されがちですが、この馬は本質的に先行力があまり大したことないでしょう。距離を縮めるのはあまり良くないと思います。むしろ前走のように、長めの距離にうまく対応できる折合のいいスタミナタイプ。







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