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★本日のメイン

函館11R
巴賞
◎12.デビットバローズ
○06.ラリュエル
▲15.アケルナルスター
△04.エミュー
△11.ワールドリバイバル
△07.ショウナンマグマ

馬場がおかしなことになっていなければ、デビットバローズだけが1頭格上のはず。
新潟大賞典で上位に好走した馬はだいたい格上ですし、接戦した3着ヨーホーレイクは次走鳴尾記念を制覇。
同型も少なく、前走・近走と同じだけ走れれば勝ち負けでしょう。少しゴツゴツする形ですし、荒れ気味の洋芝を苦にするタイプには見えません。
ラリュエルは逃げないと話にならないタイプに見えますが、今回は同型もいませんし内目の枠、好走できるチャンスが大きい方。
アケルナルスターはピッチ走法で距離を縮めても対応できる方、OPクラスでも捲って動いて行けます。相手が大幅に弱化する過程はプラス。
エミューも相手が大幅に落ちてチャンスがあるタイプかも知れません。

小倉11R
北九州記念
◎04.グランテスト
○13.カンチェンジュンガ
▲03.サーマルウインド
△01.ディヴィナシオン
△09.ペアポルックス
△12.ピューロマジック

土曜日の小倉芝を見ていると、異次元の超高速馬場かと思いきや、意外とそんなことありませんでしたね。
中距離以上では十分に捲りが効いて、メインの芝1800m3勝クラスでも1分46秒台。最終レースも芝1200mで1分9秒フラット、あまりペースが上がりにくい馬場っぽいと。
しかも中間に雨が降って、日曜日の明け方は稍重の発表。雨も日曜の間ずっと降り続けるそうですし、これはかなり緩むはず。
事前の想定では北九州記念が開幕週に移ったのであれば、内枠断然+1分6秒台決着をイメージした逃げ馬探しすべきと考えていましたが、この馬場ではそんなこともなさそうです。差し追い込みまで想定した、軽ハンデ勝負と考えてもいいのでは。

馬の質として期待したい馬が2頭います。グランテストとカンチェンジュンガ。
グランテストは2走前に小倉を負けてはいますが、腰が引けて極端な斜尻の形でバネがある方なので、世間が考えているよりも小倉走るタイプだと思っています。この53kgは相当軽いはず。
カンチェンジュンガは超高速馬場だと厳しいかなと見ていましたが、1分8秒台ちょいであれば全然問題なく対応しますし、重馬場鬼のはず。
春雷Sは勝ったサトノレーヴよりも外の枠から、ずっと外を回って差したもので、実力的にはそれほど変わらないと思っています。
このレースの上位馬はみなフォローが必要だと思っているんですが、カンチェンジュンガは56kgではなく55kgで出られたというのがプラス、しかも馬場も自分の守備範囲。追い切りも動けていましたし、これは買いでは。
その他は実力がちゃんとある馬を選んでおけば。
3歳馬は単純に軽いというだけで、上位馬みなフォローをすべきかも。

福島11R
ラジオNIKKEI賞
◎01.シリウスコルト
○05.オフトレイル
▲07.アレグロブリランテ
△04.ヤマニンアドホック
△02.メイショウヨゾラ
△03.セットアップ

半分より外の枠はどちらかというと広いコース向きの鈍足大トビが多く、内目の枠に先行ごり押しタイプが揃ったように見えます。なので、外枠各馬はかなり評価を下げています。追い切りも動けた馬がいませんし。

ラジオNIKKEI賞のように小回りコーナーにどんどん先に飛び込んで、決め手足りずとも先に凌ぐ競馬を狙えるタイプを考えるのであれば、やはり厩舎の選択に注目すべきだとは思っています。
その中でシリウスコルトは、能力やタフネスとしてはホープフルSを評価されがち。しかしこのラジオNIKKEI賞に向けては弥生賞の内容を評価したいですね。
少し行きっぷりが他よりも良くて、前向きさをくじかないレースをした方がプラスで、中山内回りカーブを通過する時の反応が非常に良かったと思います。1800mを苦にするタイプには見えませんし、この内枠を利して強気な競馬を。
オフトレイルは京都の外回りではなく、内回りコースを2勝している馬。
白百合Sも、決め手が良く手の激走ではなく、道中からジワジワと仕掛けて動いて行ったのに、直線では逃げ馬を捉えるギアアップができずに届かなかったという形。
これは昨年勝ち馬、エルトンバローズと被る印象がありますね。未勝利時代に勝ちきれず、四苦八苦・試行錯誤していた時の内容と近いです。これこそ小回り向きだろうという脚の短さですし、追い切りも動けていました。
アレグロブリランテは萩Sで他の馬より上がり3F比べで1秒以上敗れていて、瞬発力勝負ではもう通じないと厩舎が見切って小回りししか使っていない馬。
これこそラジオNIKKEI賞向きでしょう。能力と隊列がどうか、で少し不利かもですが、陣営もこのレースを狙って出たのは明白ですし、今回狙うべき1頭。
その他ヤマニンアドホック、メイショウヨゾラの51+内枠もケアはしたい所。
セットアップは成長できているかどうか…。そこまでテンのダッシュ鋭いのでしょうか?

青葉賞を使おうとするようなトビの緩いタイプは、今回は評価できません。
ショーマンフリートも前走の勝ちっぷりは良かったんですが、これもかなりの大トビでしょう。大分距離ロスを強いられる枠ですし…。







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