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★本日のメイン

函館11R
青函ステークス
◎08.モリノドリーム
○04.レイベリング
▲12.マメコ
△07.ブトンドール
△10.カンティーユ
△05.ソウテン

ビッグシーザーが函館SSで中身の濃い3着にはなりましたが、体型的にも不安定なタイプに感じますし、そこまで安定して強いのか?とは怪しんでいます。
相変わらず内側有利が維持されている馬場状態が続く函館の芝で、外枠の59kg+鞍上が交替。坂井瑠星騎手がかなりうまく乗りこなしていた印象もある馬なので、これはちょっとどうなのか。
モリノドリームは函館芝1200mで2戦2勝。函館に来ると追い切りのトーンが上がるタイプですし、2022年は札幌開催後半に大幅馬体増でも昇級して勝てたように、滞在調整がプラスに出るというか輸送嫌い・ちょっと余裕あるぐらいでも走れるタイプと言えるでしょう。2走前カーバンクルSでも、前走モルガナイトS後も体調の不満を吐露していたはず。
OPに上がった後の3戦が本物ではなかった、北海道でこそ性能が4割5割増しになるタイプだと思っているので、今回は評価したいです。
レイベリングも函館実績はないんですが、札幌芝の2連勝の内容を見るに、モリノドリームと同じように滞在調整向き&洋芝得意なタイプに思えてなりません。3走前戎橋Sで勝ちはしましたが、中央に戻ってからの6戦は全部ピンボケ気味の競馬が続いていますね。出遅れる上に掛かって直線腑抜け…。素質があるのは誰もが認める所のはず。函館に来て一変できる馬では?
そしてマメコは、前走パドック時に間違いなく良い出来でした。集中力を保てていて、腰回りもだいぶしっかりして機敏さを見せていましたね。調子の良さを評価してここでも。
カンティーユ、ソウテンも滞在調整で良くなりそうな候補。

京都11R
天保山ステークス
◎08.テーオーステルス
○03.エーティーマクフィ
▲06.エルゲルージ
△14.ハチメンロッピ
△09.サトノルフィアン
△15.ロードアウォード

レオノーレが出走する時はいつも雨に祟られるジンクスがありますが、土曜の京都競馬場は好天でしょう。気温も30℃以上に上がるのであれば、金曜発表時に重馬場ですが一気に良馬場まで進むのでは?
そこまで高速化していない状況なら、逃げ馬候補の激走に注意したい所。良馬場時限定の走破時計比較も大事。

サトノルフィアンの前走BSイレブン賞の走破時計1分23秒1、上がり3F35秒7ですが、レースの内容そのものと当日の馬場状態を結構怪しんでいます。
中盤の2Fが緩み過ぎで団子の展開、確かに先行馬に流れが向きました。ハイラップ向きの逃げ馬(エコロアイ)が相当緩めて逃げたのがなぜなのかよくわかりませんが…。また、妙にダートの質自体が軽くなりすぎて、ラチ沿い3頭分が結構有利だったようにも思うんですよね。勝ちっぷりを信用していいものなのかどうか…。
逆にテーオーステルスは、京都ダート1400mで2連勝。550kgを超えたこともあるずんぐりした体型の大トビ。前走のコーラルSは大外枠なのでいいかと思いきや、いい押し上げ方をした後直線で止まりました。坂がある場所で勢いが落ちるタイプに見えますし、ずっと阪神コースを苦手にしていた馬で、京都でこそ生きるタイプではないかと思います。

ここまで全く大崩れしたことがないエーティーマクフィも評価すべき対象でしょう。
エルゲルージは最近距離を縮めてきて差しに回る競馬をしていますが、それできちんと対応しましたし、進境を見せてきたと考えていいでしょう。ただ、本来は先行して良さを見せるタイプだとは思います。能力はあると思うので、今回は控えすぎない位置にいてほしい、とは思っているんですが…。

東京11R
江の島ステークス
◎02.マイネルエニグマ
○01.アルセナール
▲07.ドクタードリトル
△10.ディープリッチ
△13.カランドゥーラ
△14.コントラポスト

ここ3週間絶不調のオシェア騎手が騎乗しているので相当人気を落としそうですが、マイネルエニグマの前走1分44秒6(着差2馬身弱圧勝)はれっきとした好時計。京都の芝が異常に速すぎたので単純な比較はできないにしても、エプソムカップを圧勝したレーベンスティールより速いタイムです。
4走前大敗、3走前取り消し、2走前少頭数4着、その間かなり休みすぎと内容に乏しい近況から、前走は9頭立て7番人気だったようですが、直前の追い切りで自己ベストタイムを出していましたし、パドックも抜群に良かったと思います。ゴタゴタがあって大不振だったところから、転厩を挟みつつ立て直した吉田直弘厩舎の努力がちゃんと実ったと解釈すべきでしょう。
近走少頭数での好走ばかり、あるいは展開待ちの追い込み馬だらけというメンバーを考慮すれば、勢いで通用していい場面だと思います。鞍上が悪いことは認めますが。
アルセナールは馬体は確かに良い方。クイーンCは直線内で2回塞がれ勢いに乗り損ねたもの、NHKマイルCは大外18番枠なのにスタート煽って出遅れ。いやな負け方でしたが、ちょっとそれはさあ…という不運が続いたのは確かです。
現4歳世代が異様に弱いので、3歳世代で重賞を好走した水準の馬であれば、3勝クラス程度は余裕で勝ち負けしてほしい所ですが…。他馬が近づくのに嫌気を差している可能性もあるので、当日の気配は注意。
ドクタードリトルは馬体の良さでずっと評価されすぎている馬。詰めは甘いながらも頑張っているんですが、重賞では結局力不足、人気以上に競り合いに弱いタイプに感じます。
そこそこ上位にはいるはずですが、この馬やダノンザタイガー、コントラポストが人気を集めているようなので、何か別の逆転候補を探した方がいい、という発想になります。






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