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★本日のメイン

函館11R
UHB杯
◎11.ラキエータ
○09.スカイロケット
▲03.エイシンエイト
△05.ドーバーホーク
△01.サトノグレイト

早くも時計が掛かり気味になっていて、馬力必須の馬場状態になっています。
土曜日の函館芝は、1200mだけ見るとほぼ前残り傾向だったのに、土曜日のメインレースだけ差し決着になっていましたね。騎手の差も出ているのかもしれませんけれど…。

期待は函館2戦2勝のラキエータ。
NFしがらき帰りだとイマイチで、NF空港帰りだと走る変な馬ですが、どちらかというと暑い夏場と洋芝がかなり得意なんでしょう。
前走は436kgなのにかなり筋肉質に見えましたし、冬場に比べると状態自体もだいぶ上がっているのではないかと。
スカイロケットは前走の走破内容がかなり優秀。
飛節が硬いのにトモの張りが良くて腰が安定している硬い歩様の馬、芝1200mでも十分対応できそうなタイプのように感じます。
エイシンエイトも骨量が多くて洋芝向きのように見えるタイプ。こちらは仕上がり次第。揉まれない位置で競馬ができれば。
サトノグレイトは明らかに放牧明けの時だけ激走していて、使い込んで良さが出るタイプではないので、函館に移って状態が落ちていそう。前走並みの造りなら最有力だと思うんですが…。
この馬がいない、あるいは無力化するだけで先行勢の隊列が全く変わるので、当日ちゃんとチェックは入れておきたいところです。

京都11R
マーメイドステークス
◎15.エーデルブルーメ
○02.ジューンオレンジ
▲07.マリネロ
△09.コスタボニータ
△04.ミッキーゴージャス

今年は阪神競馬場の改装が絡み、京都芝内回り2000mで開催されます。
連続開催の後半で馬場もだいぶ使い込まれている上に、土曜日の競馬終了後から夜半に雨が降ったそうで、開催前は稍重発表。
京都の芝で稍重に変わるほどなので、関東圏とは違ってだいぶ降ったのでしょう。相当馬場が悪化しているのは間違いなさそうです。
これで当日の昼過ぎには30℃前後まで気温が上昇するそうで、馬場が乾くかどうかの心配よりもパドックの様子の方が気になってしまいます。

本来は牝馬限定戦の芝2000m重賞は1800mに比べてもだいぶ限られているので、例年通り愛知杯の結果を参照したい所なのですが、今年は京都内回りに条件が変わるので例年とはパターンが変わりそうですし、愛知杯1着ミッキーゴージャスも2着タガノパッションも直前追い切りがい酷く、あんまり良い状態で迎えられていないのではないかと思いました。

安田翔伍厩舎は今年ダノンデサイルでダービー制覇しただけでなく、安田隆行厩舎から受け継いだ有力馬も多数いるのですが、OP・重賞で勝負になる馬がやたらと多すぎるがゆえに、少しトーンダウンした馬に対しては手が回っていないのが実情では?
ミッキーゴージャスは、直前になって脚元に何か出たのではないか、というぐらい酷い直前追い切りでしたね。前予想的には一応押さえますが…。

注目したいのはエーデルブルーメ。こちらも元は安田隆行厩舎に所属していた馬。
3勝クラスに上がってきてからだいぶ足踏みしていたのですが、母父アグネスタキオンによくありがちな腰砕けぶり・トモが大きく流れる歩様でした。
能力はあるはずなのにパンとして来ない状態が続いていたところから、前走、福永祐一厩舎に移って腰砕けが明らかに改善。後肢をきびきび捌けるようになっていました。これは素直に厩舎移って上昇した、と捉えていいでしょう。
ビワハイジの系統は根性なしタイプが多くて格上げ戦に弱すぎですが、今回は履歴を見返すと明らかに重賞級という馬が片手で数える程度で、こちらは軽いハンデを背負って捲って動ける外枠。いい条件なのではないかと見ています。
ジューンオレンジはデビューからずっと短距離しか使われていない馬ですが、ここ数戦距離をジワジワと伸ばして進境を見せています。自分も1800〜2000mが合う方なのでは?と思っています、
近親には格上げ戦や高額条件で激走できる根性のある馬が多く、ジューンオレンジ自身も重賞初挑戦で激走しているようにタフな流れは歓迎する方。
マリネロは小柄な割に器用さや速力が足らず、1800mが苦手で2000m得意。重馬場も滅法強い方ですし、時計が掛かる馬場が理想。50kgを生かせる展開なら。
コスタボニータは2000mの愛知杯で3着していますが、これは明らかに速力があって1800m向きのタイプ。斤量を背負うこととなりますし…。

東京11R
スレイプニルステークス
◎04.バハルダール
○06.ダノンラスター
▲11.エクセスリターン
△16.オーロイプラータ
△03.クールミラボー

クールミラボーもそこまで強力な馬だとは思っていません。このコースでいいタイプは他にもいますし、重賞帰りの馬がどこまで変わってくるか。

バハルダールはちょっと諦めきれないですね…。
長距離が良いタイプだとは思いますし、ちゃんと強い馬だと思うんですが。前走は流れも良くなかったとは思います。かなりタフな方なので、展開が荒れるようなら。
ダノンラスターは前走こそ平凡でしたが、鞍上がちょっと上手くやれなかっただけ。真っ当に流れに乗れればそれなり。
エクセスリターンも、東京2100mが向いていそう。かなり足の長い馬で不器用ですし、前走は鞍上も馬もどこで仕掛けるのかわかっていなかった感じ。OPクラスで足りる素養があると思っています。







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