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京都11R 秋華賞
◎ 02.ハーパー
○ 06.リバティアイランド
▲ 05.ドゥーラ、10.グランベルナデット、15.ヒップホップソウル
△ 04.コナコースト、12.ドゥアイズ
3連複 2-5-6,15(2点×各3,500円)
3連複 2-6-10(1,500円)
3連複 2-4-6(1,000円)
3連複 2-6-12(500円)
近年の牝馬三冠路線では何よりも放牧効果が重要となる。アーモンドアイ世代の18年から牝馬三冠戦は17レース行われていて、そのうち16レースで放牧明けの馬が優勝。2着馬も21年以降の8レースでは7頭が帰厩初戦だった。よって、秋華賞はノーザンFしがらき帰りで馬体を大きくしているリバティアイランドの相手探しの一戦だろう。稍重程度なら馬場は大丈夫そうだ。
モリアーナとマスクトディーヴァは前哨戦を鮮やかな競馬で勝ち切ったことを評価できるものの前走後は在厩調整。鮮やかすぎたゆえに前走"以上"の走りは期待できないので今回は無印とした。競馬自体は強かったので、買いたい人は私の印を気にせず買ってほしい。
◎ハーパー
エンジンのかかりが遅めで、勢いがついてもジリジリとしか伸びない。そのため京都の内回りよりも東京2400mの方が向く馬だといえる。それでも◎にしたのは春からの良化が顕著に表れているから。12日測定の調教後馬体重がは494キロで前走比26キロ増。それでいて立ち写真では太め感がなく、当週の追い切りでは馬体を起こしてスーッと加速する推進力ある走りができていた。名門・友道厩舎こん身の仕上げと判断でき、今回は今まで以上の末脚が使えるかもしれない。
友道厩舎が秋華賞と菊花賞で多くの好走馬を出した厩舎なのも心強い。
○リバティアイランド
体形的に2400mは長かったはずだが、オークスであれだけの着差をつけたように末脚の持続力がこの世代ではずば抜けている。
小回りでも2000m替わりはプラスで、内枠で多少閉じ込められたとしても馬券圏内には走れる。ただ、馬券が売れすぎて1着固定の妙味が全くないので、それなら万が一に備えた3連複を買った方がいい。
中内田厩舎は意外なことにノーザンF系の休み明けは案外な厩舎なのだが、この馬に関してはそのデータを何度もはね返してきた。追い切りを見ても状態は文句なし。
▲ドゥーラ
脚長の体形でコーナー4つの中距離戦に良績。クイーンS時は馬体が寂しく映り、決して本調子ではなかったはず。軽斤量もあったがその仕上がりで古馬を一蹴したことを評価できる。
内でためてドンと伸びる馬ではないので、勝負所では外を回りたい。その点でこの枠では斎藤騎手は乗りにくいかもしれない。
▲グランベルナデット
▲ヒップホップソウル
紫苑SはローズSよりも間隔が1週あいている。その点で在厩調整でもダメージは癒えているはずで、速い流れを先行した馬の方がG1では評価できる。
ヒップホップソウルは前哨戦として理想的な立ち回り。京都でもやれそう。グランベルナデットは大敗したが忘れな草賞を勝ったことを評価した。
△コナコースト
△ドゥアイズ
この2頭は押さえ。ノーザンF系のぶっつけ本番馬が好走して馬券が外れるのは立場上避けたいので。
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