スタッフコラム一覧へ戻る
中山11R 有馬記念
◎Fクロノジェネシス
5歳牝馬で上積みが無い。海外遠征帰りで状態がイマイチなど様々な不安が囁かれているが、それを吹き飛ばしてくれるのが彼女の強さだ。
以下は日本国内における近5走の後半3Fラップ。
11.3-11.1-11.6 阪神芝2000m:20大阪杯
11.9-12.1-12.3 阪神芝2200m:20宝塚記念
10.5-10.9-11.4 東京芝2000m:20天皇賞秋
11.8-11.8-12.6 中山芝2500m:20有馬記念
11.6-11.3-11.5 阪神芝2200m:21宝塚記念
昨年の天皇賞秋でマークした10秒台×2の脚(つまるところ瞬発力)を持っていながらも、11秒台連発のラップにも耐えられる優れた「持続力」の持ち主。おまけに多くの馬の脚が止まった昨年の有馬記念で勝利したように「持久力」もある。「瞬発力」「持続力」「持久力」の3拍子が揃っている彼女が力負けすることはまずないだろう。ありとあらゆる競馬を経験した彼女なら苦しい状況でも打破できる。そう考えての1番手評価。
○Iエフフォーリア
とにかく競馬が巧いのがこの馬の特徴。以下は近4走の後半3Fラップ。
11.2-10.7-11.5 東京芝1800m:21共同通信杯
12.0-12.1-12.6 中山芝2000m:21皐月賞
11.1-10.7-11.6 東京芝2400m:21日本ダービー
10.9-10.9-11.4 東京芝2000m:21天皇賞秋
加速力(トップスピードに持っていく速度)はピカイチで、スピードを維持する能力も高い。有馬記念が東京コースで行われるなら間違いなくこの馬が勝つと思う。しかし舞台は中山芝2500m。持久力勝負にももちろん対応できると思うが、百戦錬磨の女王に果たして勝てるのか?と言われると疑問が残る。彼が今後の日本競馬を引っ張る存在になることは明々白々だと思うが、今回の壁を乗り越えることは非常に難しいことだと思う。そういった理由で2番手評価。
▲Kシャドウディーヴァ
前走は前目で運ぶ形。坂の上で苦しくなってしまったが、反応と伸び自体は悪くなかった。府中牝馬Sでは後半3Fラップ10.7-10.9-11.5をマーク。以前にも記事で書いたが、後半3Fを10秒台×2かつラスト1F11秒前半〜中盤でまとめられることは並大抵の馬ではできないこと。ポテンシャルはかなり高いので、中団〜後方でじっくり構えて勝負所から押し上げる競馬を敢行すれば3着ならあり得ると思う。
注Oタイトルホルダー
菊花賞馬だが、スタミナ展開になると正直厳しいと思う。パンサラッサを逃がしたうえで離れた2番手を追走し、徐々にペースアップして粘り込む形が理想。
△Nキセキ
3コーナーまで我慢できれば持続力性能は高いのでゴール板を3着で通過する可能性はあると思う。
△Lアカイイト
持久力勝負の前走は早めに動いて11.6-11.6-12.5の後半ラップをマーク。元々瞬発力性能の高い馬だと思っていたが、ここにきて「持久力」が強化。前走のような競馬ができれば女王にはかなわないとみるが3着なら…
△Hステラヴェローチェ
△Jアリストテレス
☆Cメロディーレーン
力比べのレースとなれば厳しいが、全馬の脚がガッツリ止まる展開で「スタートを失敗すれば」3着に食い込む可能性があると思う。スタートを普通に出て馬群で揉まれると厳しいが。。
☆Aパンサラッサ
スタッフコラム一覧へ戻る 1999-2024 JRDB, Inc.