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中京11R シルクロードS
スタートの反応と、ダッシュが速すぎるモズスーパ
ーフレア。以前のコラムで
「異常なほどの速さ」
と表現したが、それを改めて実感させてくれたのが昨年のスプリンターズS。
1ハロン目11秒9、そして2ハロン目10秒1は絡まれながらとはいえ驚異的な数字。さすがに最後は息切れして10着と敗れたが、しっかりと爪痕を残せたレースではあった。
だが、今回もハイペースになることが濃厚なメンバー。昨年の高松宮記念のように楽なペースになることは考え辛い。さらに土曜日に馬場傾向を見ても、逃げ馬にとっては厳しい馬場状態。となるとこの馬自身を評価することは自ずと難しくなる。
ここでモズスーパーフレアが「他馬に与える影響」のついて考えてみると…
「持続力」に不安がある馬はモズがハイペースで逃げたら止まる
「瞬発力」タイプは追走力によほどの自信がない限り力を発揮できない
の2点が浮上する
これを基に今回のメンバーを見渡してみると…
トゥラヴェスーラはあと一押しが足りないレースが続いていたが、それを払拭したのが前走の淀短距離S。1番枠を活かして巧く立ち回り、直線は狭い所を割って勝利。同馬の個別ラップは12.3-10.8-11.1-11.3-11.1-11.6とこのメンバーの中では「持続力」性能は上位。G1となるともう一段階の成長が必要だが、ハンデ戦のG3なら今のこの馬なら突き抜けてもおかしくはない。
◎Mトゥラヴェスーラ
△Dラヴィングアンサー
嵌ればラストは堅実。前有利の馬場であった4走前の京王杯2歳Sでは後方から追いこんで4着。個別ラップは13.3-11.8-11.4-11.2-10.9-10.5-11.0と優秀な上がりをマーク。8月9月は案外のレースが続いたが、この時期に調子を上げてくるタイプ。
△Iルッジェーロ
芝替わりのレースだった前走のタンザナイトS。個別ラップ12.7-10.7-11.0-11.2-11.0-11.5。「持続力」はここでも通用しそう。
☆Aライトオンキュー
☆Oミッキースピリット
☆Qクリノガウディー
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中京7R
▲Cフレッシュステージ
こちらの記事で取り上げたように、
(https://note.com/jrdbn/n/n487f97c49697)
前走は道中はカラ馬に絡まれる不利。直線も外に持ち出すのにだいぶ手間取った。ラスト1Fは13.0とさすがに止まったが、スムーズならもっとやれそう。
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