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★本日のメイン
阪神11R
六甲ステークス
▲04.スウィングビート
▲05.キョウヘイ
▲08.カヴァル
夜中の間ずっと阪神競馬場は雨が降っているそうで、既に稍重以上が確定しているようです。
それならば、渋った馬場だからこそ助かる面もある、という馬を評価したいところ。
外枠の人気馬3頭はある程度重馬場でも走りますが、3頭とも詰めの甘さが露骨にあり、しょっちゅう出し抜けを食らい続けている馬。
初重賞挑戦で坂上まで見せ場を作り続けていたスウィングビート、過去に阪神コースで強さを見せていたキョウヘイ、距離短縮がプラスとなりそうなカヴァル。
馬群が一団で進むのなら、どれもチャンスはあると思います。
中山11R
マーチステークス
◎07.タイムフライヤー
○12.ワイルドカード
▲10.スワーヴアラミス
△16.アシャカトブ
△03.テーオーフォース
雪がどれだけ降るのかは心配。開催中止まで視野に入る馬場悪化かもしれません。
中山のダートが稍重でとどまることは、まずないと思います。「急に寒くなった」ことも、競走馬にとっては難敵でしょう。
マーチSは、高松宮記念の真裏開催でもあるので、有力騎手がごっそり抜けて、まるでローカル開催のような騎手の並びになりがち。
そのため、有力馬であっても騎手を確保できないことが多いために、この条件を避けたがる陣営がいるのも確か。
決してA級レベルとは言えない馬に、乗り替わりが頻発するので、騎手の技量やハンデというよりは、馬の中山コースに対する資質の高さが大事。同時に、トラックバイアス傾向が露骨に発生しがちという側面もあります。
マーチSは、砂煙が上がるパサパサの良馬場と、高速化した重馬場とで、全く毛色が違うレースになります。
良馬場なら500kgどころか、520kg台の腹ボテ巨漢大型馬のためのレースになり、重馬場以上なら骨太の500kg以上は影を潜め、中型スピード体型が優位になります。
また、高速重馬場の方が先行有利になりやすく、4コーナー2列目5.手以内にいないと間に合わない位置取りゲームに替わります。
今年は意外と超大型馬の出走も多く、水が浮くダートで喜ぶ馬は少ないでしょう。
おまけに雪が舞う中なら、視界不良も影響するので追い込み馬の期待値は激減。前で受けてタフな競馬をした馬を、真っ先に評価したいところ。
タイムフライヤーは、今回のメンバーに混じると、リアンヴェリテやメイショウワザシすらも凌いで、スピード一.といえるほどでは?
相当レベルの高い相手に真っ向勝負を挑み、十分に見せ場を作りました。ダート慣れし始めたことも良いのですが、速い流れでも壁を作って進めば溜めが効く、というのも好材料。決して1800mの距離がダメとは思えませんし、今回はポジティブに評価したいです。
ワイルドカードも、条件戦で勝ちそびれていた勉強シーズンの間に、いつの間にやら好位で宥めて差す競馬を会得していました。前走ベテルギウスSは、この馬としては見違える強さを示した内容でしょう。
スワーヴアラミスは、オープンに上がってもパフォーマンスをさらに伸ばしています。
もちろんそのことを受けて今回人気しているんでしょうけれども、まだOPクラスで断然力上位というほどではないです。
中京11R
高松宮記念
◎01.ステルヴィオ
○08.グランアレグリア
▲07.グルーヴィット
△03.ダイアトニック
△06.ダノンスマッシュ
△09.タワーオブロンドン
△12.セイウンコウセイ
△16.モズスーパーフレア
雨の影響がどれほど馬場に出ているのかは、一番の心配事。天候がブレやすい時期に配置されているレースなので、内と外どちらが伸びる、後半惰性が続くのはどういうタイプなのかが影響しがち。
短距離G1ならば本来一番強いスプリンターに勝ってもらいたいところですが、そうとも言い切れない、運良く馬場の助けを借りて勝てた例も多いレース。
追いきりを見ていると、当然ですが半数以上の馬が素晴らしい動きをしていました。正直どれも目移りしてしまいます。近走が好調、近況やも良しという程度では、あまり差をつけられないのではないか、と感じています。
選択肢はざっくりと3つでしょう。
昨年ローテーションが悪かったモズスーパーフレア、いつも中京は走るセイウンコウセイらの逃げ馬候補を評価するか。
あるいはスプリンターズSを勝ち負けし、今回は路線も一緒。ある程度スプリント戦での能力の高さ、安定感を期待できる、タワーオブロンドンとダノンスマッシュか。現時点ではこちらが人気。
もう一つは、これまで芝1200mを経験していなかった組。ステルヴィオ、ダイアトニック、グランアレグリア、モズアスコットなど、この条件での大幅変わり身を期待して評価する手。
正直な所、この1200m初挑戦組の方が期待できる状況ではないかと思います。
中京競馬場は土曜夜間から雨がだいぶ強烈に降っていて、決着時計が1分8秒台を超えて馬場も真ん中より外の方が伸びそうな状況。午後から晴れるという話ですが、それでも回復急とはいかないでしょう。
それならば、スプリンターの持ち味スピード性能がある程度意味を失うので、持久力・体力比べに差し掛かるほどの状況ならば、本来の距離適性が若干長めにズレている馬の方が、我慢は効きそうです。
一番の期待はステルヴィオ。
だいぶ胴が短いタイプで、前傾姿勢が過剰な馬。中山記念辺りからハッキリとしたピッチ走法になっているなと感じていたのですが、490kg台に馬体重がグンと増えたと同時に、後肢の捌きが細かくなってきているので、筋力の増加で走りのリズムが替わってきた印象があります。決して早熟ではないはず。距離を縮めることにポジティブになれるタイプでしょう。
高松宮記念自体、道中スピードの乗りが良すぎるため、4コーナーで馬群が横にグワッと広がりがち。他の小回りコースよりも、内枠の馬が勝負所で詰まることなく捌きやすいコースです。追い込みに近い差し脚質ながら、1番枠を引けたことは幸運と見ます。
グランアレグリアもポジティブに評価したい1頭。
他のロードカナロア産駒で期待したいのは、ダイアトニックよりもグルーヴィット。
モズアスコットやノームコアは、出走経緯からしてあまり評価したくはないです。
モズアスコットはダート馬として作り変える時間の方が長かったでしょうし、ノームコアはスプリントの距離をこなそうと追いきりから変えてきた経緯が全く見当たりません。
さすがにそのレベルの馬は、追走性能不足です。
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