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気が付けばあっという間に函館も終わり。最後になってようやく夏っぽい気候になったが、それにしても今年は例年より馬の仕上げが甘い気がする。未勝利戦などはもう後が無いところまで来ているのにデキが上がってこず、見ている側としてはなかなか厳しい開催だった。札幌に変わって状況も変わって欲しいがどうなるか。
函館11R 函館2歳S
◎11番スマートカーリー
○3番レッドヴェイパー
△12番アザワク
出てきて欲しかった馬が抽選漏れにはなってしまったが、それならスマートカーリーに期待する。初戦は終始絡まれる形になってラップ以上に厳しいレース。最後は詰め寄られたが、早めに抜け出していた分も大きいはず。スピードがあってセンスも良く、時計ももっと詰められて良い。
レッドヴェイパーは今年の函館新馬戦で一番時計での勝ち上がり。小柄で完成度が高く、こちらもレースセンスは上々。使われての上積みは薄そうだが、それでもこのメンバーなら勝ち負けにはなるはず。
阪神で新馬勝ちのタイセイビジョン。後続を離しての完勝だが、内容は幼さが目立つもの。距離短縮、コース替わりで器用さが求められるだけに、乗り替わりとは言えあまり信用はしたくない。
それなら門別で圧勝続きのアザワクにもチャンスはあるか。芝経験がないのは大きなマイナスだが、単純なスピードだけならここでも抜けていそうだ。
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