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★本日のメイン
福島11R
吾妻小富士賞
◎3.インシュラー
○9.タイセイアベニール
△2.ニシノラディアント
△10.ディアサルファー
ざっと見ても、まともな馬はいないと思います。パドックメモもどれも酷い…。
阪神も小倉も、短距離部門の500万〜1000万下クラスはトラックバイアスに翻弄されっぱなしですね。
たまたま内枠を引いて、スンナリ先行出来たから残ったという馬が多く、その2〜4着のレベルを信用できません。
天気がこのまま推移すれば、開幕週絶好の馬場状態の福島なら1分8秒台前半で決着するのではないかと思うのですが、その水準で走れそうな馬・前走そのレベルの馬場状態でびっしり走っている馬が全く見当たりません。
みな前走の走破タイムが1分9〜10秒台で、だらだらとバテながら入線している近況ばかり。今の福島馬場に反応できないでしょう。
1〜3月の近走内容がまるでダメ、ということであれば、狙うべきは別路線というか、休み明け。
前日の情報だけではこれとハッキリ特定しにくいものの、休み明けながらも最初から万全の仕上げで福島開幕週を狙ってきた陣営を特定すれば的中に近づける筈。
インシュラーは本質的に短距離馬ですし、詰めて使うとダメで間隔を空けるべき馬。狙うタイミングとしてはここ。
タイセイアベニールは芝&ダートどちらのオープンクラスでも好走している、体力のある馬。今回のメンバーなら単純な体力で通用してしまうのでは。
阪神11R
阪神牝馬S
◎4.ラッキーライラック
○10.レッドオルガ
△2.ワントゥワン
△1.サラキア
△6.カンタービレ
△7.リバティハイツ
ラッキーライラックは秋華賞に出走するための仕上げが遅れに遅れ、秋華賞はだらしない競馬となってしまいましたが、それで秋の予定を取りやめ休ませたのが吉と出ました。
前走中山記念のパドックも良かったと思いますし、レース内容を見る限り完全に復調しています。指数で見比べても、3歳春からもう一回り成長できていると確実に言える水準。ここはスピードが抜きんでているのではないでしょうか。
東京新聞杯で1分32秒台走破のレッドオルガが相手筆頭。この馬は素直に。
例年、阪神牝馬Sが行われるのは開催後半の荒れ気味の馬場で、かつ雨に見舞われることも多かったため、時計の掛かる決着が多い傾向でした。
しかし今年は芝のレベルがあんまり落ちていませんし、週末は全く雨ナシ、気温も上がっています。非常に時計の速い決着となるのでは?
ディープインパクト・キングカメハメハ産駒の優位は大いにありそうで、逆に外目の枠の馬はだいぶ厳しいでしょう。
中山11R
ニュージーランドT
◎6.ショーヒデキラ
○5.ホープフルサイン
▲4.ヴィッテルスバッハ
△14.グラナタス
△7.ココフィーユ
重賞実績がまるでダメ、ちょっときつい流れになるとすぐ大敗を喫していた馬ばかりですし、追い切りを見てもまともなレベルで動いている馬がほぼいません。どれも走りの精度が低く、非力さを感じる馬ばかりです。
歴代で比較しても、相当レベルの低いメンバーではないかと思います。
今年の3歳馬の重賞路線は、クラシック路線や短距離戦線ともに、2歳戦の履歴が全く通用していませんね。成長の伸びしろが足りていないというか…。逆に、3歳の1月2月に勝ち上がった馬が未だに通用していますし、500万下を勝ったばかりの馬の勢いで足りるほど。チューリップ賞で未勝利を勝った直後の馬が2着に食い込めたのは驚きでした。
他の重賞に比べても馬柱がしょぼいメンバーですから、通用ボーダーが相当下がっていると考えられますし、ここもレベルの高い未勝利戦を経た馬で足りるのでは?と考えます。人気馬は上位騎手が騎乗して人気を集めるだけ損で、的にされてアッサリコケるのだけは分かるのですが。
正直、的は絞れませんし、手広くというより穴がドハマりするのを狙ってボックスの方がいいでしょう。
ショーヒデキラが勝った中京3週目は、高松宮記念が開催された日。あの週だけ相当時計が速かった馬場です。
なので、1分33秒台走破ができたとしても記録としての怪しさがあるのは確かですが、同週の日曜日、同じ条件の500万下刈谷特別よりも速いタイムだったのは偉い事。
また、このメンバーの中でマイル戦の持ち時計最速を記録しているのは、まあまあのリード。今週の馬場もおそらく速くなると思いますし、レースを使いつつ上昇機運に乗ってきたことを評価します。
ちなみに、鞍上の野中騎手もこの中山開催でまあまあ暴れていますし、鈴木伸尋厩舎は過去10年ほどの比較で、一番調子が良い年のようです。厩舎ランクが最高レベル。
また、ある程度時計の速い決着になるのに、中距離でグダっていた馬や、スピードで威張れる馬が全くいないと感じるので、今回は距離延長のローテーションとなる馬の方が上がり目はあるのでは?と思います。
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