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東京10R 東京優駿
◎1番ダノンプレミアム
○13番グレイル
生で見たことがない馬が多いだけにオークスほどの信頼は置けないが、ダノンプレミアムがこれまで見せてきたパフォーマンスは他馬よりも数段上。距離不安は弥生賞でも言われていたが問題なくこなし、更に伸びての2400mがベストではないのは皐月賞上位勢も同じだけに気にしすぎても仕方がない。テンションが上がりやすいタイプなだけに折り合い面が不安材料になるが、この枠なら我慢が利いても良い。
グレイルは皐月賞で上がり最速タイだが、一番もったい無い競馬をしたのもこの馬。出遅れ、直線でも狭くなり、勢いが付いたのは最後の最後。2走前は府中で完敗しているが、あの内容なら東京コースに替わるのは良いはず。上がりが速すぎたのか休み明けが影響したのか分からないが、今回は変わる余地が大きいと見る。
素質的な魅力はあるのがキタノコマンドールとブラストワンピース。だがどちらも完成度が低すぎるのが大きな減点となる。キタノは前走で一線級と経験できたのが大きいだけに評価しても良いが、これまで不器用なところばかり目立つ馬。コース適性はあっても差し届かないだろう。ブラストワンピースはかなりの大型馬ながらデビュー以来無敗。ただ大型すぎるだけにビッシリと仕上げることができず、これまでの競馬も楽な内容しか経験していない。間隔が開いていることでそれだけ仕上げる時間があったのはむしろプラスと見ているが、それでも間に合っていないはず。
皐月賞で勝ち負けした馬は今回と馬場、状況が違いすぎる。そこで好走したことがダービーで勝ち負けするのは厳しくなる裏付けになってしまう。
京都10R 安土城S
◎3番 ボンセルヴィーソ
○ 1番モズアスコット
モズアスコットはこの相手なら力上位が明らか。ハンデにも上下差がほとんどないため簡単には負けそうにはないが、土曜の馬場傾向は圧倒的に前、内有利になっていた。それなら期待したいのがボンセルヴィーソ。前走が厳しい形になって失速したが、先行馬の中では一番粘れていた。負けはしたが復調気配は感じられ、適距離になる今回で一変しても良い。
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