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★本日のメイン

小倉11R
小倉日経オープン
◎2.サトノラーゼン
○8.ケントオー
▲9.ベルーフ
△1.パドルウィール

おそらく小倉日経オープンは、今後もさらにレベルが下がるばかりの番組になるんでしょう。
新潟と札幌が重賞+WASJなので有力騎手がごっそり取られてしまい、有力馬の場合は乗り替わりが必至、居残り騎手しかいないわけですから。
おまけに夏の小倉の場合はちょっと特殊な事情があって、特定の騎手に有力馬が集まりすぎる傾向があるうえに、そのカルテルからあぶれた騎手は相当に成績を落としがち。
Bランク扱いぐらいの騎手でも、全く成績を伸ばせない時期ですし、そのため何も知らない人が成績を見ると「信用置けない騎手」であるかのように見えてしまいます。
今回登場している騎手の「2回小倉芝の成績」を集計したら、浜中騎手以外はみんな連対率2割を切りますからね。

サトノラーゼンはその浜中騎手を確保できたということで、実際連対確率が上がるには上がるでしょう。
厩舎的にも小倉適性はあると思いますし、下げる理由が見当たりません。
中京記念でそれなりに良い仕上がりだったケントオーの巻き返しを見るぐらいでしょうか。

札幌11R
キーンランドC
◎7.フミノムーン
〇4.ヒルノデイバロー
▲5.ノボバカラ
△9.モンドキャンノ
△2.イッテツ

13頭中12頭が単勝20倍以下というとんでもない平たいオッズとなっているようですね。
実際、IDMを見比べても、昨季好調だった重賞勝ち馬がここ最近イマイチなので、IDM66ぐらいでトップが横並びです。
オープン勝ち履歴のある馬とそんなに変わらないという。
昨年短距離界を軒並み攫った現4歳勢が、示し合わせたように一斉にスランプに陥っていると考えるべき。
そして3歳馬はレベルが微妙で、実際復調できているのかどうかも怪しい状況。メイソンジュニアに至っては低レベル路線の重賞で好走しtだけというのに、人気し過ぎでしょう。
つまり、本来勢いで古馬を圧倒すべき3歳4歳が、あまり思わしくない状況にあるのに、昨年の実績で人気を集め、昨年の重賞好走内容で序列をつけられているという、おかしなムードです。
これは冷静に考えてみれば、未だオープン勝ちしかないとは言え、この夏好走できていて勢いもある5〜6歳馬を、ちゃんと評価した方がいいのではないか?となるわけで。
ただでさえ展開をリードするネロやシュウジ、仕掛けの起点となりそうなソルヴェイグら先行勢が、みんな4歳ばかり。こちら不振の先行馬に注目が集まり、脚質がアンバランスになっていますからね。

期待はフミノムーンとヒルノデイバロー。どちらもこの夏1走のみで疲労の度合いが少なく、それでいてIDMが足りている馬です。
特に、今回のメンバーでちゃんと差し込む脚があるのも脚質面で有利。
フミノムーンは本来馬群の外を回る追い込みに近い差し馬、ヒルノデイバローは四位騎手が乗った時は毎回外を回る差し馬。今の馬場状態で有利な脚質とも合致します。
ノボバカラは、前回試走だった函館SSが直線だけの競馬だとは言え上がり最速。今の札幌芝は1分9秒台も見えそうなスタミナ優勢馬場で、追走が大幅に楽になるのもプラスでしょう。
イッテツは連戦続きのローテーションとハンデ不利が気になり、ちょっと評価下げ。
モンドキャンノは大敗が次走にやたら響くキンシャサノキセキ産駒でなければもっと信じてもいいのですが…。一発で巻き返してくれるのかどうか。

新潟11R
新潟2歳S
◎6.プレトリア
○1.ムスコローソ
▲13.シンデレラメイク
△12.キボウノダイチ
△5.オーデットエール

気のいいタイプでサッと高い位置を取って押し切ったタイプを下げて、出遅れの不利も克服して差して勝ったタイプをプラス評価し、上がり最速で勝った馬を単勝候補とすると。
となればこういう印になるかと思います。プレトリアは結構レベルの高い新馬戦をとんでもない距離ロスしながら勝ちきった馬で、新潟2歳に出てきたのなら本命。
良血でスロー適性あると言われて人気しているフロンティアがどんなものか、ですね。先行できることはむしろマイナスのレースですから。
直線でモタれたり奇妙な悪癖を見せず圧勝した、ムスコローソとシンデレラメイクを次点に。









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