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★本日のメイン

京都10R
安土城S
◎12．ブラヴィッシモ
〇8．コスモドーム
▲6．ティーハーフ
注13．ラングレー
△11．プルミラコロ

土曜メインの予想の遥か斜め上の決着でしたね。やはりDコース3週目というのは魔境です。
もうとんでもない馬が来る馬場状態になっているので、「実力ある馬の力通り」「力さえ出せれば」をあまり信じないようにした方がいいですね。

今回の条件は、芝1200mでもなく、コーナーカーブも大きいと。
それでいて、ファインニードルとトウショウピスト、ムーンエクスプレスだけの先行争いなら落ち着く可能性もまだあるのですが、気性難でどうしようもないシャイニングレイの存在が気がかりですね。
あれだけバカついて、捲っていくぐらいの強引な競馬になってしまうようなら…。シェルズレイの血は争えません。
ハイラップであるだけでなく、中盤に展開を荒らされる可能性を考えたいです。

そうなれば、チャンスがあるのは追い込み馬。
最近チョイ脚だけで斤量も背負うため期待値が低いと見られているティーハーフですが、この展開ならチャンスがあってもいいはず。
タイプ的に期待したいのはブラヴィッシモとコスモドーム。
後半ラップが掛かる展開なら我慢が効くのがブラヴィッシモで、意外と関西競馬を苦にせず、差し追い込みに向く展開向く状況なら期待値が大幅に上がるのがコスモドーム。
ラングレーも、エセ中距離馬ですし、こういう場面なら反応できてもいいのでは…。

東京10R
日本ダービー
◎1．ダンビュライト
▲5．クリンチャー
▲15．ダイワキャグニー
注6．サトノアーサー

皐月賞がレコード更新、青葉賞がダービー歴代4位に匹敵するタイム。
もはや今年の3歳世代の低レベル論は鳴りを潜めたようなムードですが、まだもうちょっと引っ張りたいと。
なぜなら、過去の歴史上でも優秀なほど速いタイムを記録して、さらにダービー本番でも好タイム決着で勝ちきるほどの馬なら、それはもう歴代に名を馳せる名馬レベルだから。
1分58秒5よりも速いタイムで皐月賞を制した馬は最近頻発していますが、遡ってノーリーズン（02年）・ロゴタイプ（13年）・ドゥラメンテ（15年）・ディーマジェスティ（16年）が対象。
2分25秒0よりも速いタイム（＝ダービー即勝ち負けと言われる水準）で青葉賞を制した馬は、遡ってハイアーゲーム（04年）・ペルーサ（10年）・ヴァンキッシュラン（16年）が対象。
このうち、本番のダービーで通用したのはドゥラメンテしかいないんです。
「世代の頂点を極める」というレベルのさらに上、血筋を残して然るべき名馬レベルの馬でないと、「前哨戦を速いタイムで勝利→ダービー優勝」を歩めるのは不可能ということ。
なぜなら、世代のA級馬程度ではやはり、この過程に体が耐えられないからでしょう。
自分がショックだったのは昨年のヴァンキッシュランですね。絶対勝ち負けになると思いましたが、直線で変な追い方となって失速、その後脚部不安を発症し行方不明…。こうなってしまうんです。
ですから、翻って「やっぱり今年の3歳馬は素質としてみんな微妙だった」というムードがあったことを見直したいんです。
アルアインとアドミラブルって、世代を超えて評価できる名馬レベルでしたか？ということですよ。

それと同時に今年も、前哨戦で展開を引っ張った先行馬が軒並み消え失せ、逃げ馬候補が不在という状況になっています。
オークスと同じく、誰かがけん引役を買って出ないといけないムード。
しかしそうなると、2010年のダービーのように、どうしても残したい気持ちも勝りますし、馬自身が逃げるペースを熟知していない「逃げのペース音痴」が発生するため、極端な超スローになりがち。
そこからペースを押し上げるかどうかはまた別の話になりますが。
ですから今年は、展開に恵まれる運が大きい馬が勝つ年なのではないかと思うんです。

なので評価したいのは、むしろ先行脚質。
2010年もそうでしたが推定上がり最速〜3位までの馬が全馬頓死しました。決め手に秀でたタイプは、あくまで底力勝負になってこそ評価できる馬。
内枠を引き、好位か2列目以内で立ち回れて、他の馬が攻めてこないムードに乗じて、最短距離を通せるタイプに期待します。

ダンビュライトはそうなれる１番手候補でしょう。
皐月賞はアルアインよりも早い仕掛けで動いていますし、マイルの時には半分より後ろで控える競馬だったのを、積極策に転じたことでパフォーマンスを上げています。同じ3着ですけど。こういうタイプこそを評価したいです。
腰が本当に甘いままの馬でしたが、逆に言えばまだ仕上げる余地を残しているというわけで、ここ一番が今回出る可能性も十分にあります。
また、クリンチャーも皐月賞で一番厳しい競馬をした馬。もちろん決め手勝負は苦手でしょうし、ディープスカイ産駒が東京芝苦手ですけど、先行する、展開をリードできる強みは大きいと。
ダイワキャグニーも、プリンシパルSを皐月賞好走レベルで走破しているのに人気がなさすぎ。左回りなら有力視できる一頭です。
サトノアーサーは全く不安なく来れたローテーションを、むしろプラスと見てもいいのですが、かなり後方まで下げると言う話なので…。




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