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★本日のメイン

小倉11R
関門橋S
◎10.キャンベルジュニア
○7.フェルメッツァ
▲8.ザトゥルーエアー

今の小倉は芝の質が深くても、良馬場発表なら時計が出てしまう馬場状態のようで、惰性の粘り込みは許さなくても、決め手が優秀な馬はちゃんと上位に食い込んできます。
それを考えると、格上挑戦で勢いのある馬の方が、信頼に足るのではと。
現場で見てると、今回の人気上位はどうしても否定しにくいですね。勢いのある馬、充実してる馬で、このクラスで足りる馬力も備えているので。
ザトゥルーエアーの前回内容が良いことを活かしたいのですが、人気両頭は強敵だろうと考えています。

阪神11R
阪急杯
◎11.オメガヴェンデッタ
○13.ミッキーアイル
▲9.レッツゴードンキ
注6.ティーハーフ
△3.ブラヴィッシモ

群雄割拠というよりは、重賞勝ち馬が日替わりになるぐらいに抜きんでた馬がいないスプリント路線。
その中でこの阪急杯は、高松宮記念の重要な前哨戦となっていて、ここで連対した馬から高松宮記念好走馬を多数輩出しています。
もちろんこの阪急杯だけ勝って勢いが止まってしまう馬もいるんですが、この先に高松宮記念好走までを見据える仕上げで出てこそ、ここで連対できると考えたいわけです。
つまりは、G3を一つ勝つのがやっとという馬を、阪神1400m適性でこれが有利あれが不利と区分けするのではなく、明らかにスプリンターとして充実気配がある、ここに来て顕著に動きが変わってきた馬を評価したいと。

現在人気を集めているミッキーアイルやレッツゴードンキは、もともと持ったままの手応えで栗東坂路にて好タイムをバシバシ記録する馬。
それに見合うだけの性能を過去に示したことがありますし、それを発揮すれば勝ち負けする可能性も高い方でしょう。今年はメンバーレベル低いと思うので。
しかしそれよりも、今回期待したいのはオメガヴェンデッタ。どうやら今週記録した51秒1は、今回のメンバーにおいて最速ではないものの、この馬自身の自己最速を更新したようですね。ラストがグンと速いのもかなり好感持てます。
3走前が8月の話であるように、ここ数戦は順調に使われたとは言えないローテーション。金杯も出るには出たんですが、本物ではない状態だったのかもしれません。
しかし今回、目標を定めてキッチリ乗り込み、万全な状態で出て来れたのなら、資質の高さから大いに期待したい1頭。「今シーズンのスプリント路線ではこの馬が絶好調」という目線にも合いますし、ここで勝ち負けに食い込んで次、という部分でも評価したいです。
岩田騎手は後方からの競馬を試みていましたが、この馬はそういうタイプではないでしょう。武豊騎手に戻って素直に先行してもらいたいです。
ティーハーフも、3連勝した時の勢いを取り戻せていれば、このメンバーなら十分勝ち負け可能。中間はまあまあ良い気配に見えるのですが、どうでしょうか。

中山11R
中山記念
◎9.ドゥラメンテ
○7.ラストインパクト
▲6.イスラボニータ
△2.リアルスティール
△10.アンビシャス

休み明けの仕上がり勝負なんていう予想は、正直勘弁してもらいたいところですね。
とは言え、明け4歳馬の比較で言うなら、3歳6月頭の時点でIDM71ポイントに「いち早く到達した」ドゥラメンテが強いのは明白です。
3000mになってやっと70に届いたリアルスティールや、不利補正が入って70に何とか足りるというアンビシャスは、どんなものやら…でしょう。
リアルスティールやアンビシャスを、中山1800mのコースに上手くマッチするからドゥラメンテより有利と考えるのなら、イスラボニータかロゴタイプの方を引くべき。また地力勝負なら、ラストインパクトは絶対に外せません。
4歳同士の決着濃厚なところに、古馬勢がどう抵抗するのか、ではないはずです。リアルスティールが本当にドゥラメンテ相手に差を詰めているのか、と改めて考え直すべきでしょう。
まあ、こういう考えも致命的な出来の悪さを見せてしまえば、根底から覆るわけですが…。

レース展開は、マイネルラクリマが先導するというより、好位で様子を窺うロゴタイプが操作するという形でしょう。
暴力的な捲り差しでドゥラメンテが蹴散らせるのか、あるいは上位馬が肩透かしを食うように不発となる中、イスラボニータとロゴタイプが上手く運ぶのか、という決着でしょう。
しかしドゥラメンテなら、ヴィクトワールピサのような強引な競馬ができるのではないか、と思ってるんですが。






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