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★本日のメイン
新潟11R
飛翼特別
◎18.エルカミーノレアル
▲12.アースエンジェル
▲8.キングソング
△17.ファンファーレ
△16.ヨシカワクン
△13.ラインミーティア
「飛翼特別」のみの過去歴だけでなくてもいいんですが、秋開催新潟の直線1000mの500万〜1000万下条件の結果を集計するに、どう見てもフラットな勝負にはなっていません。
開幕週のデータも当然入れてのものなのですが、この直線競馬では圧倒的に8枠有利です。
夏の時計の速い芝ですら、まだ中枠や内目の枠がそれなりに健闘するのですが、秋の新潟開催は本当に5枠から内が壊滅状態。
夏競馬でボロボロになった芝のダメージが回復しないためか、どうしても開催序盤からフラットな馬場状態は用意できない…と見える結果が続いていますね。
同じ能力の馬なら秋競馬の直線競馬は8枠に入った方が有利と言うデータどおり、8枠からまず候補を探します。
そして関東馬と関西馬を比較するなら、もちろん栗東坂路で好タイムを出している関西馬から。
エルカミーノレアルが、久々にいい条件をもらって、いい競馬をしてくれるのでは?
この馬は秋の福島に2連勝してからずっと不調が続いていますが、オープン格のレースを勝ってしまって、分不相応の条件にい続けただけでしょう。
その間ずっと番組選択に紆余曲折がありすぎて、なおさらコントロールが効きにくくなり、差し勘も忘れてしまったと言う所でしょうか?
この馬は馬体表記で言うと、前脚「短い」後脚「長い」にしてもいいんじゃないかと思うぐらいに極端な胴短・腰高体型で、溜めなんて効きません。前肢の掻きも広がりませんしね。
良く準オープンの2000mで1秒負けずに済んだな(5走前但馬S)、というぐらいパドックで横比較すると場違いな馬体をしてます。
そして1000万まで降級したのに、相変わらず1800mでおかしなリズムの競馬になって、ようやく遊んでられないと気づいた感じでしょうか?相手が弱いはずなのにまだ自分との戦いをしてて大敗するのは、そもそも設定してる条件が悪いからだと。
やっと2戦続けて距離を縮める選択をしてきましたね。1200mでもハナ併走になるぐらいのスピードがあるんですから、やっぱりこういう条件に出るべきです。
そもそも福島芝1200mのハイラップにメチャメチャ走りが合う馬なら、新潟直線1000mにちゃんと直結しますしね。
まあ、2014年は確か小崎厩舎はおかしなぐらい急激にランクが下がっていましたから、いろいろと自信を失わせる背景もあったんでしょう。
この直線競馬に出るタイミングで、栗東坂路で生涯最速を出しているぐらいですから、陣営も絶対に何かしら強い思惑があるはずです。
外枠に入っていれば正直どんな馬でもチャンスがあるんじゃないの、と思えてしまうぐらい過去歴では変な馬が来るので、馬のタイプをあまり細かく分析する意味を見出せないのが悩みどころ。
まあ、何か変なものをと願うぐらいですね。
京都11R
清水S
◎7.カバーストーリー
○5.フォーチュンスター
▲4.タガノエトワール
△8.ドラゴンストリート
△6.ブレイクビーツ
京都はとてつもなく速い馬場のようで、おまけに明日は雨もないのでしょうか?
雨に祟られるのは東京だけのようで、京都は先週どおりの傾向を踏まえて考えた方が良いでしょう。
全馬の過去歴の中で、京都外回りコースで一番のパフォーマンスを見せたのは、どう考えてもカバーストーリーの錦S。
前走の長岡Sは、なかなかいい体つきで出てきていて、出遅れ後方ままのような14着ですけれども、レースを見れば分かるとおり着差がほんの半秒内です。
まあまあやってくれる態勢にはあると思います。
57kg同士ならおそらくこの馬有利だと思いますし、他の馬はこの馬に対し1kg2kg減らして足りる能力なのか、を計算すれば良いのでは。
脚部不安で一度休んだ影響がどうやらなさそうで、実際成績はマイルのほうがいいフォーチュンスターに期待があります。
ドラゴンストリートは、連勝した馬柱の見映えは確かに良いんですけど、どちらもマイルで1分34〜35秒台での決着。
それ以前に遡ると、500万下で1年ほど足踏みしていた馬ですし、どう見ても前捌きが弱いジリ馬タイプ。
中京で0.0秒差以内に5頭が入線した大混戦レースをギリギリで制したあとに、京都の高速芝に出てきて、マイル3戦3勝の性能とか言われると、才能があるとしても「う〜ん…」って思っちゃいますね。
ピークトラムは履歴どおりどうしても直線平坦コースがダメなので。
東京11R
◎16.カレンケカリーナ
○1.ケイアイエレガント
▲8.リメインサイレント
△12.スイートサルサ
△15.ノボリディアーナ
IDMを抜きに古馬牝馬路線を考えるなら、相変わらずこの路線は混沌としたままと言って良いでしょう。
ヴィクトリアマイルは短距離路線で牡馬とやりあってた馬が路線転換で勝ち、マーメイドSは条件戦でも勝てなかったシャトーブランシュが格上挑戦で勝ちました。
クイーンSも、まる1年勝ち星のなかったメイショウスザンナが、レッドリヴェールを同斤量で下すという…。
どーにも人気馬が情けない。3歳クラシック路線で名を売った馬が全く活躍できていませんね。準オープンとのクラス差がほとんどないぐらいと考えてもいいはずです。
サンデー系の牝馬が、4歳夏を過ぎると思った以上にパフォーマンスが安定しなくなる、と言うのも絡んできているんでしょうね。
昔に比べて、牝馬の旬はかなり短くなっていると肝に銘じて考えたいです。
古馬のかなりいいところと対戦して大健闘したケイアイエレガントは充実振りを認めますが、重馬場で1番人気と言うのはやっぱり不安も感じます。そんな万能に強い馬ではなかったでしょ、ということで。
なので牡馬相手に健闘していた、別路線で新鮮味のある馬を狙います。
休み休みのローテーションではあるんですが、カレンケカリーナが枯れた形になってむしろ良くなっているのでは、と。
ハーツクライ産駒は3歳春のクラシックで活躍できなくてもいいんです。やっぱりこの産駒の旬は5歳夏から秋。
一般的なサンデー系が明らかに衰え、下がっていくシーズンになってからやっと良くなってきますよね。体がちゃんと固まるまでが本当に遅い。
左回り限定で使っているローテーションの難しい馬なのに、津村騎手は本当に良いタイミングで乗れたと思います。
東京コースも渋った馬場も経験済み、逃げ馬候補も複数登場している(お見合いの可能性も十分ありますが…)メンバーですし、この雨なら混戦になる可能性が十分あるはず。
カフェブリリアントやレッドリヴェールなど、本当に一番体が良く動けていたシーズンが明らかに終わり、結果(着順)が期待値割れしている馬は評価したくないです。
今シーズンに勝ち星があり、世間の思惑以上に連続して走っている馬に、成長伸びしろを期待したいですね。
ただでさえ牝馬にとってはタフな馬場状態になるので、ピークが過ぎた馬においそれと「ちょっと前ぐらいの能力を出してくれ」と願っても、その通りに巻き返してはくれません。
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