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【新潟3R】
◎6.サトノメダリスト
○3.バーンイットアウト

 サトノメダリストはクルミナルが勝った新馬戦で1番人気だった馬。レースとしては超スローで上がり負け。せっかく好スタートを切ったのに下げての内容はいかにも勿体ない。芝ダート云々ではなく、ここでは素質上位という見方で良いと思う。当然今回は無駄に下げるようなことはしないでもらいたい。土曜を見ているとスピードがないと厳しそうだったので、そうなるとエリオットベイには不安が出てくる。近走の上がりが物語っているように、スピードというよりはスタミナ方向の馬。それならバーンイットアウトを拾いたい。ズブさは気になるし、あまり長く脚も使えないようだが、このメンバーで減量分があれば。


【新潟11R】谷川岳S
◎2.インパルスヒーロー
○13.オメガヴェンデッタ
▲8.サトノギャラント
注14.アルバタックス
☆5.メイショウヤタロウ

 復調を遂げたインパルスヒーロー。左回りの方が実績があるし、今の勢いも含めて評価したい。昨年2着のサトノギャラントだが、脚の使いどころの難しい馬で、昨年は超スローだったからよかったが、以降なかなか嵌らない結果が続いているように、ペース次第では不発に終わるケースも十分考えられる。そこで注目したいのはオメガヴェンデッタ。マイル経験は乏しいが、上がり勝負で速い上がりにも対応して勝ってきている。馬場状況を考えても、時計的には高速馬場という程ではないし、この馬のスピードで十分足りそう。アルバタックスもある意味サトノギャラントと似たタイプか。時計が掛かる方が良くて一瞬脚。今の馬場なら嵌っても良い。時計や上がりの履歴を見るに、大穴で考えるならメイショウヤタロウ。京都金杯と同程度走れば足りる可能性がある。ここ3走からすれば相手は大幅に弱化。だが、さすがにこの鞍上を平地で買うのは躊躇いが大きい。


【京都11R】天皇賞(春)
◎17.アドマイヤデウス
○15.サウンズオブアース
▲4.ラストインパクト
△13.キズナ

 日経賞のアドマイヤデウスとサウンズオブアースに注目したい。どちらも京都での勝ちがあり、時計的な面でもクリアしている。あまり課題がなさそうな2頭。強いて挙げれば枠が外ということだが、外枠でも勝った馬はいるし、掛かる馬ならともかく、そういう馬でもないのなら、あまり心配はいらないのではないか。
 昨年は9着だったラストインパクトだが、この馬は昨年の夏からグンと馬が良くなった。あれから出走したGTは有馬記念だけだが、窮屈な競馬だったし、鞍上の経験の差もあっただろう。0秒2差なら崩れたとは考えない。今のラストインパクトならGTでも通用する可能性、昨年とは違う可能性を考える。
 キズナは、ほぼ最後方からの競馬をするのであれば、上りが掛からないと届かないだろう。上がりが掛かった毎日杯や京都新聞杯が余程印象に残ったのかわからないが、本当に最後方から追い込むのがキズナにとってベストの競馬なのか。骨折明けという言い訳はあるにせよ、展開によってはスズカデヴィアスやラブリーデイすら捕まえられない。それでもいつも通りの競馬をというのは、ブラジルW杯で日本代表が「自分たちのサッカー」というものに拘って惨敗したのと全く同じこと。昨年4着とはいえ差は僅か。通用しないわけではないのだから、一工夫欲しい。





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