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土曜日の昼はポカポカの陽気だったのに、夕方になるにつれて寒くなり、最後は念のために持ってきていたマフラーを巻く始末。体が冷え切ってしまって風邪引きそうな感じでした。明日の馬柱を見る限り、めぼしいレースもないので早めに切り上げて寝ることにします。
【皐月賞】

バンドワゴンこそ抜けたものの、牡馬の有力どころが全て揃ったというのが今年。これだけ粒が揃えば今年のIDMのボーダーは56というところだと思う。

IDMの筆頭は弥生賞を勝ったトゥザワールドになる。前走は終始外々を回る強引な競馬で早めに抜け出し、最後坂上で苦しくなったのはそのロスが響いた格好だ。今回も外枠を引いて好位の外を回る競馬になると思うが、脚を溜めて坂で抜け出す競馬をすれば丁度いいのではないか、と思う。この馬の弱点を挙げるとすれば、抜け出す脚は速いがキレがないこと。ただバンドワゴンがいなくなったことでペースが落ち着きそうなのは、この馬にとっては好材料だ。

ワンアンドオンリーは4コーナーで仕掛けが遅れるロスがありながら、最後際どく追い上げたのは地力が上がってきた証拠だろう。問題はこの枠からどう馬群を捌いていくのか?が難しいこと。土曜日の競馬を見る限り、あまり外を回すと厳しくなりそうなので、ラジオNIKKEI杯のような競馬ができればいいのだが。

トーセンスターダムは無傷の3連勝でここに進めてきたが、まだ馬体を仕上げた感じがしない。前走はバンドワゴンのレースになったが、それでも届いた辺りにこの馬の資質の高さを感じられた。今回はさすがにGTなのでキッチリ仕上げてくるのではないか?。器用なタイプではないから中山が向いているとは思わないが、モノが違う可能性はあると思う。

ロサギガンティアはフジキセキ産駒の中で、過去最高の中距離馬ではないか?と思っている。この馬の良さは抜け出す脚が速くてキレもあること。前走もアジアエクスプレスがモタつく間に、さっさと抜け出し完勝だった。明らかに中山は向いているのだが、この鞍上弱化をどう取るか?。そのアジアエクスプレスは不器用なマイラーというイメージなので2000mでどこまでやれるか?だ。モノとしては通用して良いレベルだろう。

イスラボニータは唯一の敗戦が新潟2歳Sのハープスターだけ。完成度が高くスピードに優れているので前走の相手まではそれで一蹴できた。一気の相手強化で2000m、伸びシロもあまりないとなると、ここはそう簡単ではないと思う。穴ではクラリティシチーは内でこっそり乗ることができれば3着くらいあるかもしれない。

◎ロサギガンティア
○トゥザワールド
▲トーセンスターダム
注ワンアンドオンリー
△アジアエクスプレス
☆クラリティシチー




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