スタッフコラム一覧へ戻る




★本日のメイン
  小倉11R
オラシオンS
◎4.ハッピーダイアリー
◎8.ラインブラッド

パドックで馬並べるどころか、多少返し馬で動かしてみても全くどういう挙動で馬群が動くのか想像がつきません。 なので適性を細かく考えるより、もうちょっと拾い観点で強い馬を探してみます。 とりあえず前日では2頭。
ハッピーダイアリーは素質だけでダート走っていた馬で、芝は問題なくやれると思うのでこの芝替わりに期待。 ラインブラッドは3歳の頃一旦オープンに上がってた馬。その後2段階降級で1000万に落ち、1000万は2戦目でアッサリパス。 その次の清水Sは、マイルCSで3着するゴールスキー55kgに対して57.5sで戦わざるを得なかった場面です。そんなもん冷静に考えて負けるでしょ。0.5秒差に耐えただけでも偉いですよ。 これは準オープンクラスの別定戦57kgで並べて真っ当な力比べになれば、アッサリもあっていい馬。
  阪神11R
◎7.ドリームジャーニー
○5.キャプテントゥーレ

4歳馬がやたらとフューチャーされてるご時世ですが、古馬勢優位で見ます。 有馬記念にも出ず、ルーラーシップに2連敗し、前走はメイショウベルーガに割って入られたヒルノダムールが、果たしてどの程度の成長を見せているのか…の1番人気ですよ。 おまけに、この馬は3歳春の頃からそんな大物感漂うところはありませんでしたけど。 むしろモノとして期待したいのは、NHKマイル勝ち&ダービー勝ちの2騎。しかしこちらは、まだ絶好調と言いづらいシチュエーションで59kgという不利。
この比較で考えれば、若干体勢不利であっても、58kgで出走できるドリームジャーニーを優位に取りますし、また今回もペースをコントロールできるキャプテントゥーレを上に見ます。
特に今回は、うちで毎週毎週丁寧に出している指数を信じたいところです。 自滅がないのなら、毎回メンバー関係なくIDM70台をピッタリ揃えているキャプテントゥーレは、非常にレベルの高いボーダー馬として考えられます。 オペラブラーボが出していた能力のチョイ上ぐらいしか、昨年下半期の3歳勢は出していないという計算。 この68〜69前後のレベルから先に脱皮できた馬が、真っ先に古馬に追い付き追い越すと言う4歳世代最強の流れを先導すると考えればいいわけです。
で、今回の自分の想定だと、そう言う馬はいない、あるいはいても馬券圏内には1頭のみ。 ダノンシャンティやエイシンフラッシュともに、G1激走後のスランプが抜けたとは言いづらく、この条件がベストだとも考えられない。 ヒルノダムールは相手弱化がないと勝ち切れる様子なし。 リディルは前走勝つべき相手に負けてますし…。 条件戦上がりの4歳馬は、せいぜい準オープンA級といった程度でしかないはず。
となればもう考えるのを止めて、5‐7のワイド1本などで振った方がいいですよね。
  阪神12R
ダービー卿CT
◎14.コスモセンサー
○2.ダンツホウテイ
▲15.ダンスインザモア
△5.ライブコンサート
△4.キョウエイストーム

普段、1400mキャラと1800mキャラとが混じってどちらが優位かという根競べをしてるかのようなマイルハンデ戦重賞ですが、阪神に場所を移すことになってみるとどうも中距離馬だらけに。 これ、1800m外回りだったとしても同じ人気分布になったことでしょう。 今回の難しさっていうのは、マイル重賞を連覇出来るレベルのピッタリマイラーが少ないことだと思います。
それともう一つハンデ戦的に斤量を見比べた目線だと、キングストリートがオープン1つ勝っただけでなぜかライブコンサートと一緒の斤量を背負っていることも問題。 最近、画一的な実績別定のようなハンデつけるのをやめてて、またハンデキャッパーが存在感発揮し始めた感があります。 もちろん近2走見せたパフォーマンスは大したものだと思いますし本格化気配は感じますが、これでライブコンサートと実績(≒今回の斤量)で並んで、さらに転厩初戦で調整もどうなってるのかなのに人気すら背負う。 いやー、それはどうかと思いますよ…。前走だってかなりメンバーは大したことなかったですし。池江パパ厩舎じゃなかったら56.5sで済んでたりしてたんでしょうかねえ。
この2つをポイントとして考えるなら、阪神のマイルで展開を引き受けられる適性/実力はあるのに、過剰人気気味の57.5kgの馬に比べてマークが下がる先行馬がピッタリハマりそうですね。
紆余曲折ありましたが、今回適距離に戻ってきてくれたコスモセンサーが狙い。 前回の阪急杯は、勝ち馬が本番のスプリンターズSで通用するほどのレベルでしたし、短距離の先行馬を押さえて強引に先手を主張し、テン33.2で逃げて潰れてしまったもの。 その時競った同型が2つ隣にいるのは多少気に掛かりますが、メンバー考えると今回はお見合いになってもいいはず。ショウナンカザンも結局控えていいタイプですからね。
他、人気所だと速いマイルの時計こそありませんが、55kgで出られるダンツホウテイはプラスに見ておきます。 ダンスインザモアは、55kgと近走にない軽量の時は、相当安定感を見せている馬なので、上がり上位でもある分今回は注意すべき。 あとキョウエイストームは、前回大外ずっとぶん回しの競馬になってそれほど負けてなかったのは好感。一応拾っておきます。




スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||