GGAで血統分析!



んー、落馬はどうしようもないですねぇ。あえて言うなら「金返せJRA」でしょうか。 そしてカブトヤマ記念。レースを見ていた人は直線でカンファーベストのカニ走りに呆然 としたでしょう。グランパドドゥの邪魔しやがって、郷原め。そして展開1着3着で万馬券。 やっぱり展開ですな。

今回は「芝で走るミスタープロスペクター系」でいきたいと思います。
これを考えたときにはアグネスデジタルの出走を想定していましたが、まさか年内全休に なるとは。天皇賞連覇に挑戦できないのは残念ですが、来年頑張ってもらいましょう。


ミスタープロスペクター系(以下ミスプロ系)は、よく知られたように基本的には ダートの方が得意です。小系統を【ミスタープロスペクター系】にして芝ダ別に見てみると、 以下のような成績になります。一括りにミスプロ系といってもデータで登録されている 種牡馬が80頭ほどいます。芝、ダート共に走る馬もいれば、どちらもサッパリな種牡馬 もいるわけで、今回は芝で走る馬を見つけてみます。

ミスプロ系成績
芝ダ 単勝率 連対率 単勝回収率
7.4% 15.0% 71.3%
ダート 11.6% 21.5% 92.7%



ミスプロ系種牡馬・芝 上記で書いたように、今回から系統を利用しています。これは、DBmanとGGAを バージョンアップすれば使用できます。まだの方は、是非試してみてください。

では、芝ダ障害コードを【芝】、父馬小系統を【ミスタープロスペクター系】で分析してみます。 総件数順にならべてみると、同じミスプロ系でも成績はバラバラ。ミスワキの勝率は17.9% ですが、シャンハイの勝率は0.9%と20倍も違います。他にはガルチの勝率が12.8%に 対して息子のサンダーガルチの勝率は2.6%。ダートだとそれほど差はでてきませんが、芝だと 顕著に表れてきます。

ミスプロ系種牡馬・過去5走芝連対有り さて、系統と共に新しく加わった拡張条件設定を使ってみます。詳しい説明はこちらに任せるとして、 簡単に言いますと、GGAの分析項目に無いものも分析できますよ、ということです。もちろん データベースにデータが無いことには無理ですけども。

今回は、こちらの下の条件設定例 にある、前5走以内に芝1600で連対経験がある馬を改造して「前5走以内に芝で連対経験が ある馬」で調べてみます。拡張モードをクリックして、下のSQL文を貼り付けてください。

(D番組_1.芝ダ障害コード = '1' AND D成績_1.着順 >= 1 AND D成績_1.着順 <=2) OR (D番組_2.芝ダ障害コード = '1' AND D成績_2.着順 >= 1 AND D成績_2.着順 <=2) OR (D番組_3.芝ダ障害コード = '1' AND D成績_3.着順 >= 1 AND D成績_3.着順 <=2) OR (D番組_4.芝ダ障害コード = '1' AND D成績_4.着順 >= 1 AND D成績_4.着順 <=2) OR (D番組_5.芝ダ障害コード = '1' AND D成績_5.着順 >= 1 AND D成績_5.着順 <=2)

ミスワキの成績がさらによくなっています。3着内率50%は信頼できますね。 他にはガルチ、アンブライドルド、アンブライドルズソングも注目です。



今回は新しく追加された系統と拡張条件設定を使ってみました。拡張条件設定を使うため にはSQLの知識が必要になってきますが、ネット上ではSQL入門なんてものや詳しい 説明もあります。今まで知らなかった人や、必要と思っていながら先送りにしていた人も このチャンスに勉強してみてはどうでしょうか。質問などがあれば、Rivalsの

プログラム道場稽古場

で質問してもらえれば、道場主やその仲間たちが答えてくれると思います。













独り言

メガスターダムが屈腱炎で全治6ヶ月以上でトホホな気分です。 ということで天皇賞は……ブレイクタイム。落馬と屈腱炎の仇を。



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